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第二種電気工事士に向けて電材寄贈と講習会を実施していただきました。

久慈地区電設工業協同組合(以下、久慈電設組合)の皆様から第二種電気工事士を受験する生徒に向けて電材の寄贈と講習会を実施していただきました。このことは、久慈電設組合の藤森さん(カヌカテックプラスの代表)と相談したところ、うちの組合でぜひサポートさせてほしいということからスタートした事業でした。今までやったことが無かったので教える側も教わる側もドキドキした状態でのスタートでした。

学科講習会

10月に行われる学科試験に向けて、2回学科試験講習会を実施していただきました。生徒たちはいつもテキストでしか見たことのない機材を目にしながら教わり興味津々。最初は全く解けなかった問題も終わるころには合格に近いところまで理解することができました。

学科試験講習会の様子
実物を目の前にして興味津々

実技講習会

実技試験は学科合格した人のみの試験になります。残念ながら実技試験までたどりつけなかった人もいましたが、プロから教わるせっかくの機会ということでみんなで取り組みました。実技講習会も2回実施していただき講師の数も1回目より2回目のほうが多く、生徒たちはたくさん教わることができました。4月から電気工事のプロとして働く人もいる中、真剣にかつ、楽しく学ぶことができました。

たくさんの講師に囲まれて緊張気味
資格取得は一生のスキルとなります

電材寄付

このように電気工事を取得するまでには多くの材料が必要となります。特に電線は1度使用すると再使用ができなくなるためたくさんの量が必要になります。また、昨今、銅の値段が上がっており、受験する生徒が用意するとなるととても多くの金額がかかります。そんな中、たくさんの電線を寄付いただくことはとても助かり、生徒たちはたくさん練習することで技能の上達にもなります。電材を受け取った生徒代表の土内さん。来年4月から久慈地区で電気工事関係の仕事に携わります。「このいただいた材料でいちはやく技能を身に付け、たくさんの人を笑顔にできる仕事をしたい」と決意を述べました。


決意を述べる土内さん
たくさん練習させていただきます